NOTE 2
父が、洋服の布地関係の仕事をしていたせいでしょうか。
私は幼い頃には“洋服のデザイナーになりたい”と夢見ておりました。
ですが、それはそれ程強い“意志”ではなかったため、
私は漠然と学歴社会の波に流されるまま、順当に学業をこなし、
外資系製薬会社に就職しました。
親元を離れ、はじめての東京での一人暮らし。OL生活1~2年は
仕事や環境に慣れるのが精一杯で、落ち着いて自分と向き合う時間などありませんでした。
そうして時は過ぎていき、OL生活も3年目、仕事や環境にも慣れて来た頃
ふと“私は今の仕事を一生続けていくのかしら? ”という思いが頭をよぎりました。
“私が本当にやりたい仕事はこれだったのかしら?”
自分とじっくり向き合って考えいくにしたがい、やはり自分には
“自分の手で何かを創り出す”クリエイティブな仕事がしたい、という気持ちが
強く湧き上がってきたのです。
そこで私は自分が求めているものを探すべく、色々なものを習ってみました。
色々な事にぶつかっていきました。そうしてやっと、
やっと“お花”という世界を見い出しました。
そうです、幼い頃から母がいつも飾ってくれたお花、庭一面に創り上げていた世界、
常に身近にありすぎて、気が付かなかった存在を再認識したのです。
それからというもの、どんどん“お花の世界”にのめり込んでいきました。
ただ、この時の“お花”は最初、生花のアレンジメントでした。
そのレッスンもある程度修得した時期に、私は
とある アンテイーク雑貨のお店を知りました。
それは、そこに飾られていた美しい“ドライフラワーアレンジメントの作品”
との出会いでもありました。
私はドライフラワーの独特な優しい雰囲気、
アレンジの面白さにすっかり魅了され、
“ドライフラワーアレンジメントの“世界”に入っていきました
そのお店に飾られているドライフラワーの世界は、
とても、素晴らしいものでした。
しかし、やがて自分の手で自分のアレンジメントを
創っていくにしたがって私の感性は、
既成のドライフラワーアレンジメントの世界とは違う方向性の
ドライフラワーアレンジメントの世界を私にささやいていました。
岐阜・名古屋・東京 プリザーブド、アーティフィシャル、ドライフラワー教室 グリーンローズ TEL 058-325-9030 https://www.greenrose-m.com/ instagram
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